チリ・サンティアゴで、シノバック製ワクチンの接種を受けた後に接種カードを見せる同国のパリス保健相。(2月12日撮影、サンティアゴ=新華社配信/チリ保健省提供)
【新華社ワシントン7月6日】米CNNは3日、中国医薬集団(シノファーム)と科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナウイルスワクチンが重症者と死亡者を減らすのに役立っているとする専門家の見方を報じた。西側諸国がワクチンをため込む一方で、中国は海外に大量のワクチンを提供しているとも指摘した。
報道によると、モンゴルやセーシェル、チリなどでは人口の5割以上が既に新型コロナワクチンの接種を受けており、そのほとんどが中国製ワクチンという。またモンゴル保健省の公衆衛生政策実施責任者、エンフサイハン・ルハグバスレン氏の言葉を引用し「中国のシノファーム製のワクチンは非常に有効で、同国では人口の53%が接種を完了、うち8割がシノファーム製を接種した。死亡者の96%がワクチン未接種者か1回しか接種を受けていない人だった」と伝えた。
香港大学で疫学を研究する高本恩(ベンジャミン・カウリング)教授も、中国製ワクチンは新型コロナによる重症者と死亡者を減少させており、間違いなく有効で、今後も多くの命を救うだろうとの見方を示した。
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