日本で接種できるワクチンには、法律で定められた定期接種と、それ以外の任意接種の二つに分かれています。どちらも基本的にその効果と安全性が認められています。
- ①定期接種
国や自治体が接種を強くすすめているワクチンです。
法律に基づいて定められた年齢で、定められた期間に接種すれば無料で行えます。
また、定期接種は二つに分類されていて、乳幼児の接種(努力義務)と高齢者を対象としたインフルエンザの接種(努力義務でない)があります。
- ②任意接種
接種するかどうかは接種する側の判断(乳幼児なら保護者)に任されていますが、決して受けなくていいというものではありません。例えば、任意接種に分類されているおたふくかぜは他の先進国では定期接種の適用になっており、また感染した場合には1000人に1人の割合で難聴になる恐ろしい病気です。
任意接種は有料で、病気に対する治療でないため健康保険が適用されず原則自己負担です。しかし、地域自治体によっては公費で補助しているところもあります。受けるときは自治体や医師に相談しましょう。
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