2021年8月16日月曜日

「制圧、驚くべきスピード」バイデン政権、想定外は明白 朝日新聞社 - 朝日新聞デジタル - 2021年8月16日 😜 *米軍がいなくなると*😜

米軍が撤退を急ぐ中、アフガニスタンで反政府勢力タリバーンが首都カブールを制圧し、ガニ政権を崩壊させました。誰もが驚く速度で首都を制圧したタリバーン。撤退を決断したバイデン大統領はどのように考えていたのでしょうか。米シンクタンク・新アメリカ安全保障センター(CNAS)のリチャード・フォンテーヌ最高経営責任者(CEO)に取材しました。 ■リチャード・フォンテーヌ氏(新アメリカ安全保障センター最高経営責任者)  米軍が撤退すればカブールは陥落すると思っていたが、やはりショッキングだ。反政府勢力タリバーンが次々と都市を制圧していくスピードには驚くべきものがある。現地の大使館員や協力者たちが国外へと退避しようと殺到し、多くの都市でパニックが起きている。アフガニスタンの歴史の中でも新たな時代の始まりを告げるものだ。  バイデン政権が、今回のタリバーンの進攻がこれだけ短期間に行われると考えていなかったのは、明らかだろう。つい数日前まで、バイデン政権は現地の大使館を開けておく予定だった。政権は当時、「力で国を制圧しても、(タリバーン政権は)国際的な正統性を得ることはない」と主張していた。しかし、タリバーンは早々と国全体を制圧してしまった。  バイデン政権はもともと600人程度の部隊をアフガニスタンに残す計画だったが、米国人らの退避のために5千人の部隊を送ることになった。バイデン政権が予想していないことが起きたことは明白だ。事ここに至って、現地の人々や米国の国益を守るために新たな計画で慌てて対応しなければいけないのは、極めて不幸なことだ。

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