[上海 3日 ロイター] - 中国工業情報化省は3日、米政府の中国電信(チャイナテレコム)米国事業免許の取り消しに「断固反対」すると表明し、撤回を求めた。
米連邦通信委員会(FCC)は先月下旬、国家安全保障上の懸念を理由に、中国電信の米国内事業免許を取り消すと発表した。中国電信の米部門は60日以内にサービスを停止する必要がある。
工業情報化省は声明で「ここ数年、米国は事実を無視し、安全保障上の懸念を理由に中国企業に繰り返し制裁を科している。これは国家権力を悪用した非合理な中国企業抑圧で、経済・貿易の国際ルールに違反する」と述べた。
中国電信は3日、中国共産党発行紙チャイナ・デーリーに、米国を含む全ての市場で法令順守しているとした上で、FCCの決定は妥当性を欠くと述べた。
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