[16日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・グループは16日に公表したリポートで、バイデン米次期大統領の景気対策が米国の景気回復を後押しすると指摘し、2021年の国内経済成長率予想を6.4%から6.6%に引き上げた。上方修正は今月に入り2度目となる。
新政権が短期的に実現できるとみられる景気対策の規模は、1兆1000億ドルになるとの見通しを示し、前回予想の7500億ドルから引き上げた。
バイデン氏は14日、1兆9000億ドル規模の景気対策を提示した。ワクチン接種などの新型コロナ対策や家計への追加現金給付などを盛り込んだ。
ゴールドマンは「可処分所得と政府歳出の大幅拡大により、今後成長率はより底堅くなる」と説明した。
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