2021年1月18日月曜日
*盛者 必衰の理を表す* 聖者ではありません!?!
平家物語原文全集「祇園精舎」 / 古文 by 古典愛好家 ...manapedia.jp › text
2014/10/27 — 平家物語 祇園精舎 祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことはり)をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへ .お釈迦様のお寺の鐘の音は、何をやってもむなしいと聞こえるような気がする
ツバキ科?の沙羅双樹の花は、朝咲いて夕方に散るのを見ると、盛んなる者たちも、衰えていく道理を連想させる,おごれる人も、長くは続かない、それは春の夜の夢のようなものだ、猛烈な勇者もついに滅びてしまう、それは風に吹かれる塵と同じだ(たまに試験のテストに出たときは正解とは言えないかもしれません❓)
平家物語「祇園精舎」の原文
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高(てうかう)、漢の王莽(わうまう)、梁の朱忌(しうい)、唐の祿山(ろくさん)、これらは皆旧主先皇の政にも従はず、樂しみをきはめ、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば(*1)、久しからずして、亡じにし者どもなり。
近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心も猛き事も、皆とりどりにこそありしかども、ま近くは、六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝えへ承るこそ、心もことばも及ばれね。
沙羅双樹とは、お釈迦様が入滅した場所に生えていたとされる木です。 ただ本来の沙羅双樹(フタバガキ科のShorea robusta )は、温暖な地域でしか育たないため、仮託してツバキ科のナツツバキを沙羅双樹または沙羅の木と呼んでいます。
沙羅の木
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