2021年1月23日土曜日
トランプ前大統領のFacebookとInstagramからの締め出しを監督委員会が審議 ITmedia NEWS - 2021年1月22日
米Facebookは1月21日(現地時間)、7日に実施したドナルド・トランプ米大統領(当時)のFacebookページおよびInstagramアカウントの無期限停止について、独立した外部組織「Oversight Board(日本では「監督委員会」)」が審議すると発表した。
監督委員会は、Facebookが昨年10月に立ち上げた外部組織。FacebookとInstagramからコンテンツを削除するかどうかについて、最終的かつ拘束力のある決定を行う。世界の人権問題の専門家や元政治家などで構成されており、現在のメンバーは20人。昨年12月の時点で既に2万件以上の審議対象ケースが持ち込まれている。
トランプ氏のケースについては、ページとアカウントの停止を解除すべきかどうかを5人のメンバーで審議し、その結果を監督委員会全体の多数決で採決する。トランプ氏は監督委員会に対し、Facebookの決定を覆すべきだと考える理由の説明を提出することができる。Facebookは監督委員会の決定を7日以内に反映させ、30日以内に結果を発表する義務がある。
Facebookは監督委員会に対し、ユーザーがトランプ氏のような政治的指導者の場合の停止に関する提言も求めた。
Facebookは発表文で「われわれの(トランプ氏のアカウントを停止したという)決定は必要かつ正しかったと信じている」が、「IT企業が政治的指導者を裁く力を持っているという考えを不快に感じる人々が多数いる。多くの人々が、民間企業がこうした重要な決定を行うべきではないと主張する。その通りだ」とし、それが監督委員会設立の理由だと語った。
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