2021年1月19日火曜日
テンセント、蘇州市と戦略的提携 デジタル経済拠点を構築へ 新華社 - 新華社通信 - 2021年1月13日 地域の産業エコシステムを強化
8日、蘇州市人民政府とテンセントの調印式。(蘇州=新華社配信)
【新華社南京1月13日】中国の江蘇省蘇州市人民政府とIT大手の騰訊控股(テンセント)はこのほど、蘇州のデジタル経済促進に向けた拠点の構築などで、戦略的提携を結んだ。優れたブロックチェーン企業を結び付ける「デジタル産業インキュベーションセンター」など、4拠点を共同で立ち上げる。
両者は同市高新区で開かれた「テンセント・グローバル・デジタル・エコシステム・サミット(全球数字生態大会)」で調印式を行った。拠点はこのほか、都市のデジタルツインを促す「デジタル都市科学イノベーションセンター」、人工知能(AI)を従来型産業に活用する「AI産業応用センター」、蘇州の文化に触れる観光を推進する「新文化観光産業発展センター」を予定している。
テンセントにとって、長江デルタ地域で初となる「騰訊(蘇州)デジタル産業基地」のプレート除幕式も行われた。今後はデジタル経済や新インフラ、新技術などの産業分野で、蘇州にテンセントのデータ流通量に基づくデジタル経済産業を構築し、地域の産業エコシステムを強化していくとしている。
蘇州は産業構造の転換・高度化を加速させており、新興産業と現代サービス業の発展を促し、スマートシティーの新たな枠組みを構築するための最善の道を模索している。テンセントは、協力の深化に伴い、革新的なサービス手法を通じて実体経済に新たなエネルギーを注入し、蘇州の産業の転換・高度化をさらに後押ししていく考えを示している。(記者/何磊静)
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