北朝鮮で開かれている朝鮮労働党の党大会で、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が「党総書記」に選出された。
11日朝の労働新聞は、党の規約が改正されたことにともない、金委員長が党の最高地位として復活した「総書記」に全会一致で選出されたと報じた。
新型コロナウイルスや制裁の影響で経済が打撃を受ける中、父親と同じ肩書を復活させることで、自らの権威を高めるとともに、体制引き締めを図る狙いがあるとみられる。
また、人事が注目された金委員長の妹・与正(ヨジョン)氏は、これまでの政治局員候補から外れた。
降格とみられる。
韓国メディアは、「対米政策などで成果が出なかったため責任を問われた可能性があるが、実質的な地位は維持される」と分析している。
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