バーチャル形式で開催された台湾EUの投資フォーラムに登壇した欧州委員会のサビーヌ・ウェイアンド貿易総局長は、「欧州は半導体の増産に力を入れているが、台湾など同じ考えを持つ相手との協力も望んでいる」と述べ、「(半導体の)技術は安全保障の問題に行き着く。EUのデジタル政策をこうした相手との協力や共有する価値観に基づいて形成していきたい」と語った。
世界的な半導体不足が自動車や家電の製造に陰を落とす中、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)を抱える台湾が注目を集めている。
TSMCは日本や米アリゾナ州で工場を新設する動きを見せているが、欧州への関心は示されていない。
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