【コーンウォール時事】菅義偉首相は12日(日本時間同日)、英南西部コーンウォールの先進7カ国首脳会議(G7サミット)会場で、バイデン米大統領と断続的に計約10分間協議した。首相が東京五輪・パラリンピックを開催する考えを示したのに対し、バイデン氏は「もちろん、あなたを支持する(オフコース・アイ・サポート・ユー)」と伝えた。
菅、バイデン両氏が直接会話を交わすのは4月にワシントンで行った首脳会談以来。首相はサミット首脳宣言の取りまとめに向け「先の首脳会談の成果を踏まえ力強いメッセージを発揮すべきであり、日米両首脳間で緊密に連携していきたい」と呼び掛け、バイデン氏は「完全に同じ立場であり、首相と共に議論をリードしていきたい」と応じた。
中国の軍事的、経済的な影響力拡大に関し、首相は「自由で開かれたインド太平洋」構想と東南アジア諸国連合(ASEAN)の役割の重要性を強調。バイデン氏は「同感であり、日米が共同して取り組んでいきたい」と述べた。
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