G7(主要7カ国)サミットですべての首脳から大会開催への支持を取りつけたことを受け、観客ありの可能性は高まると言えるのか。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・亀岡晃伸記者が中継でお伝えする。
政府関係者は「無観客はない。観客は入れる方向になる」と話していて、観客ありで開催という政府のスタンスは変わっていない。
政府内では、東京都の新規感染者数が1,000人を超えた4月末から5月にかけて、観客なしでの開催の可能性が浮上した時期もあった。
しかし、その後、ワクチン接種の加速を追い風に、菅首相は「観客を入れた開催が可能」との認識を強めている。
実際、菅首相は13日、「国内感染の状況をふまえて、ほかのスポーツイベントの人数上限に準ずることを基本として、6月判断する」と述べていて、政府としては、少なくとも、「収容人数の5割、あるいは5,000人まで」は観客を入れて開催したい考え。
一方、分科会の尾身茂会長が今週にも出す見通しの提言に関連し、分科会メンバーの1人は、「感染症専門家の立場で言えば、大会は感染拡大の要素になる」と懸念を示している。
それでも「観客あり」にふみ切る場合、政府には丁寧な説明が求められる。
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