2021年6月5日土曜日

みずほ総合研究所 調査本部 市場調査部 03-3591-1386*世界で50年以上の国債は44兆円ぐらい❓*千葉県の県債は10年*6月7日から15日募集 2021年*

国内における超々長期国債発行 現時点での発行の可能性は低い ○世界各国債利回りが軒並み過去最低水準にある。低金利環境によって調達コストが軽減する中、 米財務長官は50・100年債といった償還期間が長い国債発行について言及 ○欧州を中心に、超々長期国債残高は約4000億ドルに及ぶ。発行に至った背景には、発行体による 対外アピールや低コストでの資金調達等、さまざま ○国内での超々長期国債発行は未だ実現せず。需要の持続性への不確実性や日本の国債管理政策に 対するスタンスを考慮すると、現時点での発行の可能性は低い 1.グローバルな低金利環境を受けた超々長期国債の発行 昨年から一転し、米国を中心に世界各国の中央銀行が利下げスタンスを示す中、グローバルな低金 利環境が継続している(図表1)。米国長期金利は過去最低水準まで迫り、国内長期金利も誘導目標を 下回り、一時▲0.3%をつけた。独国債利回りは30年金利も含め、全年限が一時マイナス圏に沈み、ユ ーロ圏の周縁国債金利は軒並み過去最低記録を更新している。 低金利環境のなかで話題に出始めているのが、50・100年債といった超々長期債1 の発行である。米 国ではムニューシン財務長官が50年物国債について「来年の発行をとても真剣に考えている」と述べ、 日本でも9月の国債市場特別参加者会合で複数の参加者から50年債への要望が確認された。 現在世界に残存する年限50年以上の国債残高は約4000億ドルに及ぶ(図表2)。以下では主要国の発  *44兆円ぐらい❓、1ドル110円として* 行事例を紹介し2 、米国でのこれまでの発行に関する議論を踏まえたうえで、国内での超々長期国債の」

0 件のコメント:

コメントを投稿