2021年10月20日水曜日

「成長と分配の好循環で、新しい日本を切りひらく」自民・岸田総裁 朝日新聞社 - 朝日新聞デジタル - 2021年10月19日

 岸田首相は、池田前首相、日本が1番良かった宮沢前首相の後の流れなので

うまくいくかも❓

 先日は福島をはじめ、東日本大震災の被災地をまわった。福島では東京電力福島第一原発の廃炉の問題、処理水の問題など、まだまだやらないといけないことがたくさんあると痛感した。「東日本の復興なくして日本の再生なし」。この言葉をこれからも心に刻んでがんばりたい。

 復興とあわせ、日本の未来を考えていかなければならない。まずはコロナ対応。新規感染者数は福島においても200人を超えるといった大変な状況があったが、このところ数人程度に収まっている。

 しかし、油断はできない。病床を用意し、最悪の事態にもしっかり備えながら、ワクチン接種、検査態勢の充実、治療薬の開発を進めていかなければならない。

 こうした態勢が整うまで、暮らしを支えるための経済対策を用意しなければならない。仕事を支えるための持続化給付金なみの支給、雇用調整助成金、困っている方々に対する給付などもしっかり用意する。

 平時に近い社会経済活動を取り戻したならば、経済を動かしていかなければならない。経済の成長はもちろん大事なことだが、それとあわせて成長の果実を分配する。みなさんの所得を引き上げる経済対策を進めていきたい。

 日本の経済をまず大きくし、その成長の果実を一人ひとりの所得、給与という形で分配していく。そして思い切ってお金を使ってもらうと、これがまた次の成長につながっていく。こうした「成長と分配の好循環」を実現することで、新しい日本を切りひらいていくことができるのではないか。

 国際状況を考えると大きな変化が起こっている。東アジアにおいては、ミサイルが発射されるといった不穏な状況の中にある。命や暮らしを守るため、日本の国家安全保障戦略をはじめとする基本的な考え方も、この厳しい状況にあわせていかなければいけない。

 この選挙は未来選択選挙だ。信頼と共感の政治を進めたい。ここに一冊のノートがある。私が長年、国民の声を書きとどめてきたノートだ。このノートは国民の皆さんとの約束の証しだ。みなさんとともに新しい時代を切りひらいていきたい。(福島市)


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