2020年10月2日金曜日

コロナ陽性、大統領選への影響必至 トランプ大統領夫妻 時事通信 - 2020年10月2日 

 【ワシントン時事】トランプ米大統領(74)は2日未明(日本時間同日午後)、自身とメラニア夫人が新型コロナウイルスの感染検査で陽性だったとツイッターで表明した。直ちに隔離に入るという。政治活動は当面大幅に制約され、約1カ月後に迫った大統領選の選挙運動に影響するのは必至だ。  トランプ夫妻は1日、側近のホープ・ヒックス大統領顧問が新型コロナ検査で陽性だったことを受け、「隔離プロセス」に入るとともに検査を受けていた。大統領の主治医はホワイトハウスを通じて声明を出し、「大統領夫妻の調子は今のところ良く、ホワイトハウスにとどまって回復に努める」と説明した。  新型コロナで陽性の場合、通常は14日間の隔離下に置かれる。ホワイトハウスは2日、トランプ氏の同日の予定を全面的に見直し、ワシントン市内での選挙集会や、フロリダ州遊説などの日程を取りやめた。トランプ氏は民主党候補のバイデン前副大統領との第2回討論会を15日に控えているが、参加できるかどうか不透明だ。  トランプ氏はこのところ、連日のように激戦州を回って選挙集会を開き、ヒックス氏もしばしば同行した。大統領報道担当官は1日、米メディアへの声明で「大統領は自身や全スタッフ、そして米国民の健康と安全を真剣に考えている」と説明したが、トランプ氏が公の場でマスクを着用することはほとんどなく、屋内で集会を開くこともあるため、専門家から懸念の声も上がっていた

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