プーチン大統領、ロシア製ワクチンは全世界で10兆円強の売り上げも
10/22(木) 10:54配信
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(ブルームバーグ): ロシアのプーチン大統領は新型コロナウイルス感染症(COVID19)の国内製ワクチンについて、関与を高めるよう産業界首脳らに訴えた。安全性や効果が実証されていないこのワクチンは生産量で同国の目標に達するめどが立っていない。
プーチン大統領はロシア産業企業家同盟(RSPP)の会合でワクチン「スプートニクV」について、「この種の活動に従事する起業家に対し、今回の取り組みにもっと関与し、必要な生産量を確保するよう求めていく」と発言。「良いビジネスであり、人道的要素があることも明確だ」とし、全世界で1000億ドル(約10兆5000億円)を売り上げる可能性があると述べた。国営通信社RIAノーボスチが報じた。
ロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ総裁は7月、同基金は年内に3000万回分の生産を目指していると語ったが、マントゥロフ産業貿易相は先週、こうした水準は「不可能」だとし、年内の生産量が230万回分を上回ることはないと述べた。
スプートニクVを全世界で売り込んでいるRDIFによると、これまでに50カ国余りが関心を示し、受注は12億回分に上っている。
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