2020年1月15日水曜日


© KYODONEWS 15日、モスクワで年次報告演説をするロシアのプーチン大統領(タス=共同)
 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は15日、年次報告演説で、憲法を改正し、大統領と政府、議会の関係を見直す権力機構の大幅な改革を提案した。連続3選を禁じる憲法規定により大統領退任を迫られる2024年をにらみ、改憲で自らの影響力確保を模索しているとの見方が広がった。
 改憲の提案は(1)首相や閣僚の任命を巡り下院の権限を強める(2)大統領の諮問機関だった「国家評議会」を国家機関として憲法に盛り込む(3)軍や治安機関のトップ任命の際、大統領は上院と協議する―などの内容。
 プーチン氏は通算4期目に当たる現在の任期が24年に切れた後、大統領職を続けられない。

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