2020年1月8日水曜日


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ゴーン被告の引き渡しを拒むレバノン政府。
その強硬姿勢の訳とは。
衝撃の国外逃亡から10日目、8日に行われるゴーン被告の会見に注目が集まる中、カルロス・ゴーン被告の妻・キャロル容疑者について、東京地検特捜部は偽証の疑いで逮捕状を取った。
キャロル容疑者は、ゴーン被告の特別背任事件の関係者とやりとりをしていたにもかかわらず、証人尋問で覚えていないなどと虚偽の証言をした疑いが持たれている。
一方、ゴーン被告の逃亡先のレバノンでは。
ベイルート中心部にあるゴーン被告の自宅には、キャロル夫人や弁護士とみられる人物などが、連日出入りしていた。
ライフル銃を持った警官も現れるなど、物々しい雰囲気となっていた。
緊張が高まる中、日本の大久保武駐レバノン大使がレバノンのアウン大統領と面会。
大久保大使が事実関係の究明など協力を求めたのに対し、大統領は全面的な協力を約束したという。
また、レバノンのセルハン暫定法相はFNNの取材に対し、ゴーン被告の身柄引き渡しに応じない考えをあらためて示した。
レバノン・セルハン暫定法相「日本とレバノンには身柄引き渡し協定がないので、この問題はレバノンの法律が適用される。国内で裁判が行われる限り、他国に自国民を渡すことは認められないという原則がある」

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