サムスン、初のEUV技術による16Gb LPDDR5 DRAMの量産を開始 Engadget 日本版 - 2020年9月1日
韓国サムスンは世界初となる、EUV(極単紫外線)リソグラフィ技術を採用した16Gb(ギガビット) LPDDR5 DRAMの量産を開始したと発表しました。
このEUVリソグラフィ技術とは、極単紫外線に相当する非常に波長の短い光を用いて、微細な加工を行う技術です。これにより、半導体上のトランジスタ間の距離を意味するプロセスを、さらに微細化することが可能になります。
そして今回量産が開始されたのは、第3世代10nmクラス(1z)プロセスを用いた新しい16Gb LPDDR5 DRAMです。これまでのフラッグシップだった12Gb LPDDR5(5500Mb/s)よりも約16%高速で、さらに従来品に比べて30%の薄型化を実現しているとしています。
今回のLPDDR DRAMはスマートフォンへの搭載が予定されており、5GやAI(人工知能)処理など、ますます高度になるスマートフォン技術を底支えすることになるでしょう。またスマートフォンだけでなく、車載システムへの採用も期待されています。
Source: Samsung
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