朝日新聞社 - 朝日新聞デジタル - 2020年9月1日
総務省は1日、7月の完全失業率(季節調整値)が前月から0・1ポイント上昇し、2・9%になったと発表した。新型コロナウイルスの影響による経済の冷え込みで、雇用への打撃が広がっている。
7月の完全失業者は196万人で、前月より2万人増えた。仕事は失っていないが休業している人は220万人だった。休業している人は4月には597万人いたが、6月には236万人まで減っていた。
また厚生労働省が1日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0・03ポイント低い1・08倍で、7カ月連続で悪化した。就業地別では、東京が0・97倍と、2013年5月以来、7年2カ月ぶりに1倍を割り込んだ。最も低いのは沖縄の0・74倍。一方、地域により、持ち直しの動きも出始めている
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