コロナ倒産500件、飲食店が最多69件…中小・零細の破綻多く 読売新聞 - 読売新聞 - 2020年9月8日
民間信用調査会社の帝国データバンクは8日、新型コロナウイルスの影響を受けた企業の倒産件数が累計で500件(午後4時時点)に達したと発表した。関連倒産は2月26日に北海道の食品製造会社で初めて確認されてから、195日で500件に達した。
中小・零細企業の破綻が多く、負債総額5億円未満が全体の8割以上となっている。業種別では、営業自粛による収益減が影響した飲食店が69件で最多だった。ホテル・旅館が53件、アパレル小売店が34件で続いた。都道府県別では東京都が123件で最も多く、大阪府が54件、北海道が25件と、感染者数が多い地域が上位を占めた。
月別の件数は、6月の120件をピークに、7月は115件、8月は84件と、減少傾向となっている。政府による資金繰り支援策に加え、緊急事態宣言の解除で経済活動が再開したことなどが要因とみられる。
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