文氏「日本と共に努力」対話呼びかけ 毎日新聞 - 毎日新聞 - 2020年8月15日
韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は15日、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」の記念式典で演説した。徴用工問題に関し、日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決を尊重する考えを強調しつつ、「国際法の原則を守っていくため日本とともに努力する」と日本に対話を呼びかけた。
文氏は最高裁判決について「大韓民国の領土内において最高の法的権威と執行力を持つ」と司法判断に介入できないとの立場を改めて主張。そのうえで「政府は司法の判決を尊重し、被害者が同意できる円満な解決策を日本政府と協議してきた」と打開に向けて努力していると訴えた。
一方、徴用工問題への事実上の対抗措置として日本が昨夏にとった対韓輸出規制についても言及した。「我々は一個人の尊厳を守ることが決して国の損害にはならないことを確認する」と今後も断固とした対応を取る姿勢を示した。【ソウル渋江千春】
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