2020年9月2日水曜日

首脳からねぎらい続々 首相のSNS外交  毎日新聞 - 毎日新聞 - 2020年9月2日 辞任表明した安倍晋三首相に対し、各国・地域の首脳からツイッターなどのSNS(ネット交流サービス)経由でねぎらいの言葉やお見舞いが続々と届いている。首相も8月31日以降、お礼の投稿を始めており、ツイッターとフェイスブックでこれまでに15を超える国・地域の首脳に向けて「温かい言葉をありがとうございます」などと発信。第2次内閣以降の7年8カ月で築いた友好関係の一端がうかがえるようなやり取りが続いている。  28日の辞任表明直後から次々とメッセージが届く中、首相が最初に返答した相手がトランプ米大統領だった。互いに「シンゾー」「ドナルド」と呼び合う仲だったトランプ氏は31日、首相との電話協議後に「シンゾーは日本で最も偉大な首相として認められるだろう」「スペシャルマン!」などとツイート。首相も自身のアカウントで「ドナルド、温かい言葉をありがとう」と応じた。  オーストラリアのモリソン首相は安倍首相を「友人、そして指南役」と呼び、豪州・ダーウィンで旧日本軍による空爆の犠牲者をともに慰霊したことを「決して忘れない」と書き込んだ。日本語でお見舞いの言葉を寄せた台湾の蔡英文総統には、安倍首相も中国語で「今後も日本と台湾の人々の協力と交流が深化するよう期待しています」と返答した。  他にインドのモディ首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、カナダのトルドー首相らともやり取りした。トルドー氏とは2日に電話協議もした。【青木純】

0 件のコメント:

コメントを投稿