2020年9月8日火曜日

トランプ氏、対中経済「分離」また言及=製造業の依存脱却訴え  時事通信 - 2020年9月8日  【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日の記者会見で、中国との貿易や投資などで「わが国は何十億ドルも失っているのに、何も得ていない」と述べ、経済関係の現状に強い不満を表明した。その上で、中国が対米取引による利益で軍備増強を進めていると批判し、米中の「デカップル(経済関係の分離)という言葉は興味深い」と述べた。  トランプ氏は会見で、米国を製造業分野の超大国とするため「分離や重い関税などを通じ、中国への依存を終わらせる」と強調。また、11月の大統領選で対決する民主党のバイデン前副大統領が大統領になれば「わが国は中国に乗っ取られる」と改めて訴えた。  トランプ氏は6月にも、米中経済関係の「完全な分離」を選択肢に入れているとツイッターに投稿。新型コロナウイルスの感染拡大で有権者の対中世論が厳しくなっていることを意識し、強硬姿勢をアピールしている。

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