2020年8月12日水曜日

香港当局、「雨傘」リーダー周庭氏の携帯、パソコン押収  産経新聞 - 2020年8月11日  【香港=藤本欣也、ワシントン=黒瀬悦成】香港警察は10日、外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えたとして、2014年の香港民主化運動「雨傘運動」のリーダーだった周庭(アグネス・チョウ)氏(23)を香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕した。  周氏の関係者によると、周氏は国安法施行後の7月以降、会員制交流サイト(SNS)を通じて、中国への制裁や敵対行動を外国に求めた疑いがもたれている。携帯電話や自宅のパソコンなどが押収されたという。  周氏は雨傘運動の際、民主化運動の「女神」と称された。独学で日本語を学び、SNSを通じて日本人に香港の民主化運動への支援などを訴えてきた。日本関連の活動が逮捕容疑となった可能性もある。  ともに活動してきた民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(23)は香港メディアに、「自分が逮捕されるのも時間の問題だ」とした上で、警察に対し周氏の保釈を求めた。  一方、警察の家宅捜索を10日に受けた香港紙、蘋果(ひんか)日報に対し、市民の間で支援する動きが広がっている。  同紙は中国や香港政府に批判的な報道で知られるが、同紙を発行する壱伝媒(ネクスト・デジタル)の株価が急騰したほか、11日朝、同紙を買い求める市民の行列ができた店も出た。  ポンペオ米国務長官は10日、蘋果日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏(71)が国安法違反の疑いで逮捕されたことについて「中国共産党が香港の自由を骨抜きにし、住民らの権利を侵食していることを重ねて証明するものだ」と批判した。さらに「中国は香港への対応を変えないだろう」として、香港の将来を楽観していない立場を明らかにした。

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