2019年12月17日火曜日


茂木敏充外相 © KYODONEWS 茂木敏充外相
 【マドリード共同】茂木敏充外相は15日夜(日本時間16日未明)、訪問先のスペインの首都マドリードで韓国の康京和外相と約10分間対話し、元徴用工訴訟問題の解決が重要だとの認識で一致した。日本外務省幹部が明らかにした。日本の輸出規制強化措置を巡る両国の局長級会合開催について、進展を期待するとの考えも共有。韓国外務省によると、康氏が規制の早期撤回を求めた。
 元徴用工訴訟問題について、日韓請求権協定で賠償問題は解決済みというのが日本の立場。韓国側は「司法判断には介入できない」と主張。文喜相国会議長が日韓企業などの寄付金を元徴用工側に支払う案を提唱している。

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