日医工(富山市)が出資するバイオ医薬品の開発を手掛けるエイプロジェンが、米調査会社CBインサイツに企業価値10億米ドル(約1,086億円)以上の新興企業「ユニコーン」として登録されたことが11日分かった。韓国で11社目のユニコーンで、バイオテクノロジー分野では同社が初めて。
2000年設立のエイプロジェンはこのほど、地場投資会社リンドマンアジアインベストメントから約200億ウォン(約18億2,000万円)の誘致に成功し、ユニコーンの基準となる企業価値が10億米ドルを超えた。
エイプロジェンと日医工は、10年にバイオ後続品(バイオシミラー)の研究開発を目的に資本提携を結んだ。日医工の現在の出資比率は21.0%。「提携開始から8年が経過し、十分な信頼関係を構築できた」(日医工関係者)ことを理由に、来年4月までに10.3%まで引き下げる計画という。
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