ポスト安倍、首相が岸田氏ら4人列挙=茂木・菅・加藤氏も「競い合って」
安倍晋三首相は27日のBSテレ東の番組収録で、「ポスト安倍」の候補として自民党の岸田文雄政調会長、茂木敏充外相、菅義偉官房長官、加藤勝信厚生労働相の4人を挙げた。その上で「ぜひ競い合いながら、自民党にはたくさんの人物がいると国民に思っていただけたら」と語った。
首相が後継候補について個別の名前を表立って並べたのは初めて。党総裁連続4選への意欲を問われたのに対し、「本当に考えていない」と重ねて否定。岸田、茂木、菅、加藤各氏の順に自ら4人に言及した。
岸田氏は首相の「意中の人物」とみられている。首相は「外相として相当経験を積んだ。大変誠実で、相手を尊重される方で、岸田氏といると居心地がいいと感じる人が多い」と評価。茂木氏についても「日米貿易交渉の担当相として米側と相当な立ち回りを演じながら成果を挙げ続けた」と賛辞を贈った。
自身と距離を置く石破茂元幹事長については、司会者に尋ねられ「大変勉強熱心で、チャレンジ精神にあふれている方だ」と答えた。
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