2021年1月2日土曜日

中国とエジプト、新型コロナワクチン普及で協力 新華社 - 新華社通信 - 2021年1月2日

2020年12月31日、エジプトの首都カイロで、協力意向書の締結式に出席した(左から)中国の廖力強駐エジプト大使、エジプトのザイード保健・人口相、ハッサニ保健・人口次官。(カイロ=新華社記者/鄔恵我)  【新華社カイロ1月2日】中国・エジプト両政府はこのほど、新型コロナウイルスワクチンの普及に関する協力意向書を締結した。  中国国家衛生健康委員会を代表し、廖力強(りょう・りききょう)駐エジプト大使が、エジプトのハッサニ保健・人口次官と意向書に署名。調印式には同国のザイード保健・人口相も出席した。 2020年12月31日、エジプトの首都カイロで、協力意向書の締結式に出席した中国の廖力強駐エジプト大使(中央)とエジプトのザイード保健・人口相(右)。(カイロ=新華社記者/鄔恵我)  廖氏は意向書の締結について、両国関連機関のワクチン研究、開発、生産、相互利用を力強く促進すると指摘。「中国のワクチンは多くの国で第3相臨床試験が行われ、順調に進んでいる。中国はワクチンの国内での緊急使用を条件付きで承認しており、重篤な副反応は確認されていない」と述べた。  ザイード氏は「感染拡大期に中国の政府と企業が共同でエジプトを支援したことを非常に感謝している」と強調。中国の継続的な支援への期待を示し、「エジプトは人口が多く、ワクチンを含めた中国との感染対策協力を心から望んでいる」と述べた。  中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナワクチンの第一陣は2020年12月10日、アラブ首長国連邦(UAE)経由でエジプトに到着した。

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