2020年3月28日土曜日

五輪出場枠は維持…IOCが原則方針を各国際競技連盟に通達 報知新聞社 2020/03/28 07:00 © スポーツ報知/報知新聞社 国立競技場前の五輪モニュメント  来年への延期が決まった東京五輪の出場枠について、国際オリンピック委員会(IOC)が既に確定した枠を原則的に新日程での五輪まで維持する方針を国際競技連盟(IF)に示していることが27日、IF関係者の話で分かった。  日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は26日にIOCのバッハ会長と委員の間で行われた電話会談に参加。27日のJOC理事とのテレビ電話意見交換会後に取材に応じ、IOCから出場枠維持の意向が示されたことを明かした。「獲得した出場枠や、大会が中止になるまでのランキングポイントなどは確保されることになる」といい「IOCは各NF(国内競技連盟)の代表選考には口を挟まない」と語った。  出場枠は、IFによって国に付与されるものと、個人に与えられるものがある。国に付与されるものは、各国のNFが選考基準を定め、柔道などがそれにあたる。IOCによると、3月中旬時点で約1万1000人の出場枠のうち57%が決定済みだった。  出場枠をめぐっては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で各競技の五輪予選が相次いで中止や延期となったため、各IFは予選方式の再考を迫られている。原則23歳以下で争うサッカー男子は延期に伴って出場できない選手が出る恐れもあり、年齢制限の扱いにも注目が集まっている。 東京五輪特集はコチラ

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