沖縄県側の敗訴確定=「承認撤回」取り消しで―辺野古埋め立て・最高裁
2020/03/26 15:25
2020/03/26 15:25
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米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、国土交通相が裁決で取り消した「埋め立て承認撤回」の効力回復を県が求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は26日、県側の上告を棄却した。「裁判の対象にならない」とし、訴えを却下した福岡高裁那覇支部判決が確定した。
国交相は2019年、防衛省の行政不服審査請求に基づいて県の「承認撤回」を取り消しており、訴訟で県側は「防衛省は審査請求できない」と主張していた。
県はこの訴訟と並行し、国を相手に裁決取り消しを求める訴訟を那覇地裁に起こしている。
辺野古移設をめぐっては、県の「埋め立て承認取り消し」が問題となった訴訟も16年、最高裁で県側敗訴が確定している。
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