安倍首相、緊急事態宣言発令は「瀬戸際の状況」 現金給付は「ある程度ターゲット置く」
毎日新聞 2020/03/28 18:38
安倍晋三首相は28日夜、首相官邸で新型コロナウイルスの感染拡大に関して記者会見した。
首相は「現状は緊急事態宣言との関係でぎりぎり持ちこたえている状況だ。瀬戸際の状況が続いている」と述べ、現段階では宣言を発令する状況ではないとの認識を示した。
また、経済対策の柱の一つとして、雇用調整助成金の助成率を「中小(企業)は90%、大企業でも75%に引きあげる」と述べ、雇用維持に全力を挙げる姿勢を示した。また、現金給付については「ターゲットをある程度置いて、思い切った施策を行っていくべきだろう」と語った。
年内に衆院解散・総選挙に踏み切るか聞かれ、「今は、そういうことは頭(の中)から外して、感染症との戦いに集中したい」と話した。
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