2021年1月6日水曜日

米ジョージア州で民主1議席確保=上院の主導権めぐり決選投票―次期政権の命運左右 時事通信 - 2021年1月6日

 【ワシントン時事】米南部ジョージア州で5日、上院(定数100)の残る2議席をめぐる決選投票が行われ、即日開票された。米メディアによれば民主党が1議席を確保し、残る1議席を決める争いも僅差でリードしている。民主党が上院の主導権を握るには、2議席奪取が不可欠。もし敗れれば、共和党が上院で多数派になり、バイデン次期大統領の政権基盤が弱体化するのは避けられない。  決選投票は、現職の共和党ロフラー、パーデュー両氏に民主党候補で黒人牧師のウォーノック氏とドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏が挑んだ。CNNテレビの集計によると、開票率98%時点で、ウォーノック氏が得票率1.2ポイント差で当選を確実にした。オソフ氏は0.2ポイントリードしている。  同州初の黒人上院議員となるウォーノック氏は6日未明、「上院でジョージア州の全住民のために尽くす」と述べ、事実上勝利を宣言した。民主党候補が保守色の強いジョージア州の上院選で勝利するのは20年ぶり。  これにより上院の勢力図は、非改選議席と合わせて民主党49議席に対し共和党50議席。上院では採決で50対50となった場合、副大統領が最後の1票を投じる権限を持っている

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