2021年1月8日金曜日

バイデン氏、商務長官に女性州知事指名=対中輸出制限を指揮 時事通信 - 2021年1月8日

 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領は7日、商務長官に東部ロードアイランド州知事で女性のジーナ・レモンド氏を指名すると発表した。民主党員で起業経験もある経済通。米中が覇権を争う先端技術分野の産業政策を担い、華為技術(ファーウェイ)など中国IT大手への輸出制限を指揮する。  レモンド氏は、トランプ政権が安全保障を理由に日本や欧州などから輸入する鉄鋼とアルミニウムに課した関税を撤回するかどうかも判断する。  格差是正に取り組む労働長官には東部マサチューセッツ州ボストン市長のマーティン・ウォルシュ氏を、中小企業庁長官には西部カリフォルニア州経済開発局幹部のイザベル・グスマン氏をそれぞれ充てる。いずれも労働組合に近い。  司法長官には、首都ワシントン連邦高裁のメリック・ガーランド判事を指名すると正式発表した。ガーランド氏は判事としての経験が長く、穏健派として知られる。2016年に当時のオバマ大統領から最高裁判事に指名されたが、議会上院で多数派だった共和党が審議を拒否し、承認されなかった経緯がある。 

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