2020年7月23日木曜日

 安倍首相が22日夜、ツイッターに15連続で、今後の新型コロナウイルス対策に関する投稿を行った。  4連休に向けて「3つの『密』の回避、大声を出す行動を控えること、マスク・手洗い・消毒・換気などを徹底していただくようお願い申し上げます」としたが、投稿の半分は海外からの入国許可の緩和に関して。  「水際対策については、既存の措置を8月末まで延長する」とする一方で、「同時に、これらの措置と両立する形で、国際的な人の往来の再開を順次進めていくことも重要」と強調。  「まずは、再入国許可を取って出国した外国人の再入国を段階的に認めることとします」「感染状況が落ち着いている東アジアや東南アジアの12か国・地域との間で、ビジネス上必要な人材等の往来再開に向け、新たに協議・調整を進めていきます」と説明した。  また「今回の措置の対象とならない国・地域についても、ビジネス上のニーズ等を勘案し、防疫上の要件を設定した上で、短期間・少人数に限定した往来の枠組みを導入することとします」と打ち出した。  また「こうした国際的な人の往来と感染拡大防止を両立するためには、我が国の検査能力・体制の強化が不可欠です」とし、「引き続き、厚生労働省を始めとした関係省庁が連携して、代替的な検査方法の導入や検査センターの立ち上げ等を早急に進めてください」と求めた。

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