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トランプ氏は「緊急手段」での続投を狙っている-民主有力議員が非難
Stephen Cunningham 2020/08/03 08:59
(ブルームバーグ): 米民主党のクライバーン下院院内幹事は2日、トランプ大統領には11月の選挙で敗れても権力を「平和的に」移行するつもりはないとの見方を示した。
トランプ氏は先週、郵便投票では不正が行われるとの懸念を理由に、11月3日に予定されている大統領選の延期を望む考えをにじませていた。
トランプ米大統領、選挙延期を問い掛け-両党議員らが直ちに反対
これについてクライバーン氏はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、トランプ氏にはホワイトハウスを去るつもりも、「公正かつ自由な選挙」を行う意志もないと批判。「大統領職に居座り続けるために何らかの緊急手段」をトランプ氏は考えているはずだとし、「だからこそ、米国民は目を覚ました方がいい」と語った。
大統領選延期を問い掛けたトランプ氏の発言には共和、民主両党議員から批判の声が出ているが、クライバーン氏の発言はこれまでで特に厳しいものの1つ。トランプ氏を独裁者になぞらえ、「強引な方法」で「選挙を曇らせる」ことを狙っている主張した。
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