2020年8月24日月曜日

トランプ最終兵器、メラニア夫人の発言に全米注目 高濱 賛 - JBpress - 2020年8月22日 民主党:変革派連合vs共和党:旧守派連合  新型コロナウイルス禍が米国のポリティカル・カルチャーを激変させた。  11月の米大統領選まで80日を切り、民主党に次いで共和党も史上初のバーチャル党大会で大統領候補を正式に指名する。  かつては各州から集まる代議員たちが華やかな服装に奇抜なストローハットをかぶり、プラカードを手に大騒ぎしてきた党大会は今年は姿を消した。  会場は一応選ばれたが、ここには党の幹部や各州の大ボスが集まっただけで、党員は皆オンラインで参加。  数日間にわたった党大会は名うての映像プロデューサーによるリアリティ・ショーに過ぎなかった。大歓声や拍手もない党大会はまさにバーチャルの世界に終始した。  民主党はジミー・カーター、ビル・クリントン、バラク・オバマ氏ら歴代大統領をはじめ著名政治家が次々と登場し、異口同音にドナルド・トランプ大統領を厳しく批判した。  共和党員のコリン・パウエル元国務長官らも登場し、ジョー・バイデン民主党大統領候補支持を表明した。  ニューヨーク・タイムズはじめ米主流主要メディアは女性、黒人、ラティーノ、アジア系、先住民、同性愛者らが次々と登場する民主党大会を称して、「民主党は多様化する今のアメリカを象徴する政党だ」と評価した。  ベテラン政治ジャーリスト、ロナルド・ブラウンスタイン氏はこう分析した。 「民主党が『大卒、専門職、文化的都会派、非キリスト教の多民族・多人種』による『変革派連合』(Coalition of transformation)であることが改めて立証された」  2016年の党大会では親族からは次男のエリック氏、長女のイバンカ大統領補佐官と共に演説したメラニア夫人だが、今回は親族を代表して唯一のスピーカーとなる。  今年6月に出た「メラニア番記者」、メアリー・ジョーダン記者の『The Art of Her Deals: The Untold Story of Melania Trump』(彼女の交渉術:メラニア・トランプの知られざるストーリー)によれば、メラニアさんは、トランプ大統領の単なる「優雅なアクセサリー」ではなく、2人になると、厳しい助言者でもあるらしい。  また息子のバロン君(14)にはスロバニア語を教え、国籍も米国籍とスロバニア籍とを取得させているという。 (https://www.amazon.com/dp/1982113405/)  9月1日にはメラニアさんについての新著が出る。  こちらはメラニアさんとは結婚前から付き合ってきた親友で、メラニアさんのホワイトハウス入り後、上級顧問やスピーチライターを務めたステファニー・ウインストン・ウォーコフさんが執筆した。  タイトルは『Melania & Me』(メラニアと私)。  自分のことをあまりしゃべることもない、インタビューにもほとんど応じていないメラニアさんがいったい何を考え、何を生き甲斐にしているのか。また一枚ベールが剥ぎ取られる。 (https://www.amazon.com/dp/1982151242/)

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