米モデルナ、コロナワクチンの有効性94.5%と発表AFP=時事110
【AFP=時事】(更新)米製薬大手モデルナ(Moderna)は16日、自社が開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、3万人以上が参加した臨床試験(治験)の初期結果から、94.5%の有効性が示されたと発表した。
モデルナは3万人余りのボランティア被験者のデータを分析。同社の発表資料によると、ワクチンは事実上、症状を伴う全ての感染を防いだ。
米国立衛生研究所(NIH)が指名する独立した組織のデータ安全性監視委員会(DSMB)によると、ワクチン接種を2回受けた被験者で感染したのは5人のみで、偽薬を接種されたグループでは90人だった。
ワクチンは重症化予防にも役立つもよう。モデルナの発表によると、ワクチンを接種した被験者に重症患者は出なかったが、偽薬グループは11人だった。ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「重症化に関するデータに最も興奮している。状況を一変させると私は思う」と述べた。
0 件のコメント:
コメントを投稿