ドイツ政府は3月30日、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの使用を原則60歳以上に限定することを決めた。60歳未満のワクチン使用者で、接種後に血栓ができて死亡した事例が相次いで確認されていることを受けた措置だ。
60歳未満への使用であっても、リスクに関する事前説明などを条件とする。
ドイツは3月中旬、接種後に血栓ができた事例が確認されたため同社製ワクチンの使用を一時停止。欧州連合(EU)の「欧州医薬品庁(EMA)」が18日に接種と血栓の因果関係は確認されなかったと発表したことを受け、使用を再開していた。(ベルリン支局 石崎伸生)
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