2020年3月11日水曜日

(ブルームバーグ): ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは、株式相場が2008年の金融危機以降で最悪の急落から力強く回復すると予想するが、その前にはさらに下落するとみている。
  ピーター・オッペンハイマー氏、シャロン・ベル氏らを含むゴールドマンのストラテジストは、世界の株式は高値から20-25%下げ、その後で反発に向かう公算が大きいと予想。新型コロナウイルスの経済的な影響や原油価格戦争を巡る懸念で投資家がリスク資産からの資金引き揚げを急ぐ中、MSCIオールカントリー・ワールド指数は2月の過去最高値から9日までに18%下落した。
  両氏らは9日の米国市場引け後時点でまとめたリポートで、「現時点では、これがイベントドリブンの弱気相場であるという方向に、バランスが依然傾いている。つまり、株式相場は急速に回復することが示唆されるが、それはもっと低い水準に落ちてからだろう」と予測した。

 

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