2020年3月26日木曜日

N高投資部の特別顧問を務める 「高校生とかそういうことじゃなく、投資である以上、勝ってほしかった」    3月6日、「N高投資部」の初年度の報告会が開かれた。N高投資部は、インターネット教育で知られるN高等学校の課外活動のひとつ。実際の株式投資を通して“生きた金銭教育”を提供することを目的に、村上財団のバックアップによって昨年、設立された。  44名の部員に対して一人20万円を財団が提供し、実際に株取引を体験してもらう。損失が出ても本人負担は一切なし。村上氏は特別顧問として4回にわたり講義をし、個別面談やレポート審査も行うという力の入れようだった。この日は、その1年間の活動報告会。合計すると1430万円の投資に対し、1243万円のリターン。13%ほどの元本割れとなった。  冒頭の発言は、司会者が「高校生としてこの成績はどうです?」と訊ねたのに対し、村上氏が答えたもの。その決然とした口調には、企業に対して厳しい態度で経営の改革を迫った、往時の面影を彷彿とさせるものがあった。

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