緑茶に含まれる成分が新型コロナウイルスを抑制する効果があるのか、研究成果を発表するシンポジウムが菊川市で開かれました。
6日は京都府立医科大学の松田修教授がオンラインで講演し、茶商や農協、生産者にウェブ配信されました。
松田教授は人への効果は臨床研究で今後明らかにすると前置きした上で、試験管内で唾液に新型コロナウイルスを加え緑茶や紅茶で10秒間処理すると、ウイルスは強く抑制されたという実験結果を発表しました。
教授は緑茶や紅茶で治療効果は見込めないものの、公衆衛生的な活用に期待を寄せています。
松田修教授 「マスクをする感覚で公衆衛生的にお互いに他の人のためにマスクをしましょうと同じで、要するにお互いを相手を感染させないための心構えみたいな形でお茶を飲むと」
新型コロナウイルスへのお茶の効果については県も研究を進めていて、まとまり次第公表する予定です。
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