2021年9月22日水曜日

「こども庁」設置めぐり4候補論戦 毎日新聞 - 毎日新聞 - 2021年9月22日

  自民党総裁選(29日投開票)の候補者4人は22日、党内の討論会に参加した。子育て関係の政策を担う「こども庁」の早期設置について、河野太郎行政改革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、野田聖子幹事長代行(61)が賛成と答えた一方、高市早苗前総務相(60)は賛否を明確にしなかった。

 討論会はこども庁創設を目指す同党の勉強会が主催した。高市氏は事前収録した映像で回答した。「こどもに関する予算、家族関係支出を倍増」「こども政策を所管する専任大臣を置き、強い権限を与える」という問いには、4人全員が賛同した。

 河野氏は「子どもの自殺、虐待、貧困ゼロを掲げる」と強調。岸田氏は「子どもたちの命、健康、人権を一元的にしっかり見ていく」と訴えた。野田氏は「願いは社会の中で一番弱いと言われる人たちが、いつも笑顔でいられる社会、国をつくること」と述べた。高市氏は「令和の省庁再編に挑戦する。子ども政策の推進のため、効率的かつ効果的な組織は何か検討したい」と話した。【小鍜冶孝志】

0 件のコメント:

コメントを投稿