カナダ当局におよそ3年間拘束されていた中国の通信機器大手「ファーウェイ」の孟晩舟副会長が中国に到着しました。
アメリカ司法省との司法取引に合意し出国を許された孟副会長は、25日夜、ファーウェイの本社がある広東省深センに到着しました。
真っ赤な衣装で孟副会長が空港に降り立つ様子は国営テレビで生中継され、さながら「英雄の凱旋(がいせん)」かのような扱いとなりました。
孟副会長の帰国について中国共産党の機関紙「人民日報」は「党の強力な指導の結果であり、中国人民の重大な勝利だ」と強調しました。
また、中国外務省は「この一件は中国国民に対する政治的な迫害事件であり、目的は中国のハイテク企業に圧力を加えることだ」と主張しています。
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