2020年7月19日日曜日

読売新聞 G20財務相会議、コロナ対応で協調確認へ…低所得国への対策検討 読売新聞 2020/07/18 19:53 主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁は18日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で悪化している世界経済への対応などを協議した。経済・金融政策で各国が引き続き協調することを確認し、終了後に共同声明を発表する予定だ。  米国では経済活動を段階的に再開した後、新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向に転じている。インドや南米でも感染が拡大し、世界経済が成長軌道に回復する時期は見通せない。  会議では、新型コロナの感染拡大防止や経済対策の費用が財政を圧迫する低所得国への対策も取り上げた。G20は4月、低所得国について年内の債務返済を猶予することで合意しており、実施状況や今後の対応も検討する。  IT大手など巨大な多国籍企業に適切な税負担を求める新たな国際課税ルールについても議論した。ただ、米トランプ政権が欧州各国に交渉中断を提案するなど、G20内の足並みは乱れており、目標とする年内に合意できるかは不透明だ。  日本からは麻生財務相と黒田東彦(はるひこ)・日本銀行総裁が参加した。麻生氏は、政府が実施している一連の経済対策などを説明したとみられる。

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