2020年3月11日水曜日


© KYODONEWS ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=10日(AP=共同)
 【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比1167.14ドル高の2万5018.16ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が景気悪化を防ぐために、減税などの経済対策を表明したことが好感され、引けにかけて買いが強まった。

 米株式市場は、新型コロナウイルス感染が世界規模で拡大していることへの混乱から2月下旬以降、ダウ平均の1日の変動幅が1000ドルを超える日が頻発。投資家の不安は解消されておらず、値動きが大きくなりやすい地合いが続きそうだ。

 ダウ平均は前日に2000ドル超下げ、過去最大の下げ幅を記録した。

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