2020年7月17日金曜日

朝日新聞デジタル iPS細胞から子宮頸がん攻撃の細胞作製 順天堂大など 朝日新聞社 2020/07/17 14:00 コンテンツに移動 フッターに移動 アカウント kozo_koba@outlook.jp  朝日新聞デジタル iPS細胞から子宮頸がん攻撃の細胞作製 順天堂大など 朝日新聞社 2020/07/17 14:00 研究チームがiPS細胞からつくった免疫細胞=安藤美樹准教授提供© 朝日新聞社研究チームがiPS細胞からつくった免疫細胞=安藤美樹准教授提供  iPS細胞から子宮頸(けい)がんを攻撃する免疫細胞を作製したと、順天堂大学などのチームが発表した。マウスで効果を確認したという。チームは人への応用も検討している。  子宮頸がんの多くはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症する。20、30代の子育て世代でかかることが多く、進行も速いため、「マザーキラー」とも呼ばれる。  チームは健康な人の血液からHPVを攻撃する免疫細胞をつくり、それをiPS細胞に変えて増やしてから、再び免疫細胞に変化させた。HPVを攻撃する免疫細胞は血中からわずかしかつくれず、増やすことも難しい。そこで一度iPS細胞にすることで大量作製を可能にした。  マウス実験では、血液からつくった免疫細胞よりも、iPS細胞からつくった免疫細胞の方が、がんを小さくする効果が高いことが確認できたという。

0 件のコメント:

コメントを投稿