2020年7月17日金曜日

日テレNEWS24 女性器データ「ろくでなし子」 有罪確定へ 大勢の人がわいせつと感じるとわいせつ?多数決だから!? 米国の最高裁も多数決、日本も? NNN24 2020/07/16 20:16 「ろくでなし子」のペンネームで活動する漫画家が提供した、女性器の三次元データがわいせつかどうかが争点となった裁判で、最高裁は、漫画家の上告を退ける判決を言い渡しました。 「ろくでなし子」のペンネームで活動する漫画家の五十嵐恵被告は、自らの女性器の三次元データを提供したとして、わいせつ電磁的記録等送信頒布の罪などに問われています。 五十嵐被告は、「三次元データの配布はプロジェクトアートで、芸術性や思想性があり、わいせつなものに当たらない」などと主張していました。 最高裁は判決で、データ配布に芸術性や思想性が含まれているとしてもそのことを考慮すべきではなく、「わいせつなものかどうかは、画面に映し出された画像など視覚化したものだけで検討判断するのが相当である」としました。 三次元データをわいせつなものとした1審と2審の判決を支持して、五十嵐被告の上告を退ける判決を言い渡しました。罰金40万円の有罪判決が確定します。 女性器をかたどった作品を陳列したとして起訴された事件は、2審で無罪が確定しています。  5年以上にわたり、警察や検察とわいせつ性を争ってきた五十嵐恵被告(48)=ペンネーム・ろくでなし子=は、最高裁が上告を棄却した16日、「古くさい価値観から抜け出せず、時代錯誤」とあきれた表情を浮かべつつ、さらなる創作活動に意欲を見せた。  午後3時10分すぎに最高裁の建物から出てきた被告は、支援者や報道関係者ら約20人の前で「不当判決」と書かれた紙を掲げ、「女性器はわいせつなイメージという古くさい固定観念にとらわれた非常に残念なもの」と低い声で主張。その後は支援者らと記念撮影に応じるなどし、笑顔も見せた。  東京都内で開いた記者会見では、判決を出した最高裁の裁判官について、「全員高齢男性で、芸術とか現代アートを分かっていない」と批判。「『女性器イコールわいせつ』という思い込みがある。アートで『なぜ』と問い掛けた」などと語った

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