2018年9月20日木曜日

仮想通貨投資、6割が損失を抱える 個人投資家調査

© NIKKEI STYLE (イラスト:タニグチコウイチ)
 日経マネーが毎年実施している「個人投資家調査」。12回目となる2018年は1万3137人から回答を得た。仮想通貨は、17年の急激な相場上昇が普段投資に関心のない人を巻き込み、一種のバブルとなった。その仮想通貨投資を行っていたのは2260人(回答者全体の17%)。うち運用成績が分かる1183人について分析した。そこから浮かび上がるのは、株式と全く違う投資家像だ。
 まず若年層の多さが目を引く。株式投資では中高年が主だが、仮想通貨では30歳代以下が50.9%と過半を占めた。投資歴で最も多かったのも1年未満(26.5%)で、投資初心者の若者が値上がり益を求めて仮想通貨投資に流入した構図が調査からも分かる。

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