2020年6月3日水曜日

小池知事、東京アラート発動 夜の繁華街で感染者目立つ 感染しても風邪と同じ?! 朝日新聞社 2020/06/02 21:40 分、都庁  新型コロナウイルスの感染拡大の兆しが見られるとして、東京都は2日、警戒を呼びかける「東京アラート」を発動した。この日、新たに34人の感染が確認されたことなどを踏まえ、小池百合子知事が同日夜の対策会議で表明した。  1日あたりの感染者が30人以上確認されたのは、5月14日(30人)以来19日ぶり。国の緊急事態宣言が解除された翌日の5月26日以降、夜の繁華街に絡む感染者が目立ち始め、再び市中感染が増加する懸念が高まっていた。アラートの発動は都民に対策を促す目的で、休業要請など新たな措置を伴うものではない。  小池知事は2日夜の対策会議で、「特に夜の繁華街など『3密』のリスクの高い場所には十分注意していただきたい」と述べた。「手洗いの徹底やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など『新しい日常』を徹底してほしい」とも呼びかけた。  都は東京アラートの発動指標として、(1)1日あたりの感染者数が20人以上(1週間平均)(2)感染経路が不明な人の割合(同)が50%以上(3)週単位の感染者の増加率が1倍以上と、3項目の数値を示している。2日時点で(1)が16・3人、(2)が50%、(3)が2・15倍で、(2)と(3)で数値を超えた。  都は、休業要請の解除行程を3段階で示すロードマップを策定。1日にステップ2に移行し、映画館やスポーツジム、学習塾などの要請を解除した。都は休業を再要請する目安として「1日あたりの感染者数が50人以上(同)」などを示している。(軽部理人)

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